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【デカボチャレンジってどんなことしてるの?】日本航空(株)と学生のデカボなサービス作りに挑戦!
デカボチャレンジを様々な学生に興味を持ってもらいたいという思いで、『デカボチャレンジ2024 Spring』に参加した企業や学生たちに取材をして、それぞれの挑戦の熱量、裏側にある想いなどを連載形式でお届けしていきます。
第7回目は、日本航空のデカボチャレンジに迫ります!
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日本航空が提示したお題は「 Z世代が日常生活の中でさりげなくマイルをためたいサービス・ためたマイルを使いたいプライスレスなワクワクする特別な特典の提案 」。Z世代の枠にとらわれない考え方で、航空以外でのマイルの使用方法を新たに共創したかったのだとか。
このお題にチャレンジした学生によると、アイデアを考える上で最も難しかったことは「収益性」だったといいます。
マイルの部署で働く最前線の社員から「さりげなさすぎると、1回きりで終わってしまう。リピート顧客が見込めないのはビジネスとして成り立たない」と指摘を受け、簡単かつブランドロイヤルティを育む事業の構想の難しさを肌で実感したのだとか。
マイルやポイントの事業となると他ポイントプログラムからのスイッチングコストなどを考慮しなくてはならないですもんね…!実装を目指すデカボチャレンジだからこその貴重な苦しみだと思います。
今回、デカボチャレンジに参加した学生Kさんは、周りを見る力を養えた、と振り返ります。
「メンバーの表情をみるスキルや歩幅を揃える力がものすごく育ちました。チームで、誰か一人でも納得しなければ絶対に足を止めること、とルールを決めていたので、それが功を奏したのだと思います。デカボチャレンジ以外で、初見の人とこんなに深い話をする機会は滅多にないので、普段だと伸ばせないような力を身に着けることができました。」(学生K)
私、伊藤もデカボチャレンジに限らず、数名で一つのプロジェクトを完成させる際には、意見の衝突を何度も経験してきました。そんな時こそ、相手の意見を真正面から受け止め、お互いの共通ゴールを再確認し、どちらの意見がよりその目標に近いのか一緒に吟味することが大事だと思います。口で言うのは簡単ですが、いざ、その立場になるとなかなか難しい。デカボチャレンジは、この学びを体現化してくれる場所で、私や学生Kさんのようにチームワークの作り方を学んだ学生は多いのではないでしょうか。
ところで、学生のチャレンジに対し、日本航空の担当者の方はどう思われているのでしょうか?
「JALのみならず提携先目線を踏まえたサステナブルで事業性と実現性の高いアイデアだった点が非常に印象的でした。また、マイルの特典においても、Z世代のインサイトを反映させつつJAL資産を有効活用していたので、そこも高評価でした。」(日本航空 落岩さん)
学生への評価が非常に高く、レベルの高い議論だったことが伝わりますー!
普段、空路でしか利用しないマイルを陸路でも使用・蓄積できるのは画期的なアイデアだな、と私も思いました。是非利用してみたい!空と陸のコラボに期待しつつ、参加学生の素晴らしいリサーチ力と分析能力、社会課題に対する感度の高さに心打たれた取材でした!