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    イトーキがサステナブルな家具を作り続けていた件

    創業130年超!老舗オフィス家具メーカーは、めちゃくちゃサステナブルだった。
     
    創業1890年、130年以上の歴史を誇るオフィス家具メーカー「イトーキ」が、実は長年に渡り、環境に配慮されたプロダクトを作り続けてきたことを知っていますか?
     
    リサイクル素材を活用したり、構成部材の脱プラ化、製品のロングライフ化など、循環型社会に貢献する商品開発を地道にやってきているのです。
     
    イトーキの中道廣信さんはこう言います。
     
    「環境に対する取り組みは、最近の流行りに乗ってはじめたわけではなく、ずっと昔からやってきました。特に国際規格ISO 14001を取得した1999年以降は環境配慮型製品の開発に、積極的に取り組んでいます。
     
    なぜそれをアピールしてこなかったのか?
    そうですね…おそらく、我々にとってサステナブルとは“当たり前”のことだと思っていたからかもしれません。 多種多様な家具を開発・販売する我が社にとって、循環型社会に貢献することは当然の使命ですから。」
     
    当たり前に、粛々と。
    中道さんの言葉には、老舗企業だからこその責任と誠意を感じます。
     
    そんなイトーキの環境配慮型製品は、最近も面白いものが次々とリリースされています。
     
    たとえば「トルテUチェア」という製品。
    とってもシンプルなオフィスチェアなんですが、座部分や背部分に張っている生地は、廃棄ペットボトルのリサイクル繊維100%。
    しかも取り替え、交換ができるため、製品自体を捨てることなく長く使える設計なんです!
     
    「Olika(オリカ)eco」はもみ殻をアップサイクルした素材を使用。
    もみ殻も家具になってしまうなんて驚きです。
    他にも、「コーヒー豆カス」や「ケナフ」など、様々な素材を活用した製品開発も進めています。
     
     
    もちろんどの製品もなにより重視しているのは使う人の使用感、心地よさ。
     
    環境に配慮しつつ、デザインと機能性を追求する老舗オフィス家具メーカー・イトーキ。
    サスティナブルで、素敵なブランドです。