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“あれ”がこんなに素敵なバッグに!
「TOYOTA Good Piece Contest」レポートPart2
3月11日、12日に愛知学院大学日進キャンパスにて開催されたアップサイクルイベント「TOYOTA Good Piece Contest」に潜入取材をしてきました。
クルマづくりの過程の中でどうしても発生してしまう、クルマになり切れなかった端材、廃材。
自動車工場での厳しい品質基準を満たせなかったものたちを、モノづくりの力で環境に負担をかけず新しい製品に生まれ変わらせることはできないか――
そんな趣旨に賛同するクリエイター101名が参加する形で本イベントは開催されました。
出品されていた作品はどれも素敵なものばかり。その中でも、4人ピックアップしてご紹介します!
①レザーシートを繋げて作ったバッグ
カラフルなレザーを使った作品を多く作られているタニーニョさん。
大好きな「お豆」のフォルムを追求したキーホルダーも多数ありました。
「日本は輸入レザーに頼っている。使われないレザーをなくしたい」
そんな想いを伝えてくれました。
② ダブルエコな携帯用ボトルホルダー
アップサイクル歴11年のエコマーケットさん。
今回の展示では、使い捨てゴミを少しでも減らしたいという思いから、アップサイクルのボトルホルダーを作りました。ボトルホルダー自体も端材でエコ。そして、ボトルホルダーを持ち歩くことでゴミを減らせるという二重のエコが叶います。
③ シートベルトで作った美しいお飾り
日本の伝統的な技法「水引」を使って素敵な作品を生み出すMIZU_KIさん。
水引という日本の伝統的な技法と、レザーの端材の高級感がマッチした素敵な作品。
思い出の詰まった車の一部を、ハレの日に身に付けて欲しい。
そのコンセプトもとても素敵でした。
④ レザーシートで作った高級感あるアクセサリー
女の子心を揺さぶるアクセサリーを一つ一つ手作りしている Hokuleaさん。
今回の作品では、レザーの「不揃いさ」をあえて生かしたそう。
Hokuleaさんの魔法によって、端材が高級感あるアクセサリーに生まれ変わりました。
環境に優しくて、素敵なもの。
捨てられてしまうはずの端材が、クリエイターさんたちの手によって、個性豊かな作品へと変身しているのを目にし、想いを行動に変えることの大切さを学びました。
デカボアンバサダー 手塚和加奈 中山雅程