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    廃業寸前だったタオル工場から生まれた「残糸」でつくったハンカチタオルが気持ちいい!

    最近ちょっと気になる残糸タオル。タオル製造の工程でどうしても発生してしまう余剰分の糸=残糸を廃棄することなく、有効活用した環境に優しいタオルです。

    今回紹介する「残糸で作ったエコなハンカチタオル」はタオルの名産地、愛媛県今治産の高級タオルの残糸を使ったもの。だから品質もばっちり。

    また通常、タオルを織る際、糸に糊をつけて織りやすくした状態にして、その後、大量の水で洗って出荷しますが、このタオルは糊を落としてから出荷する工程をカットしているため、環境負荷も抑えられています。購入後に、一度洗うと糊が落ちるため風合いが落ち着き、吸水力が上がるのも特徴です。

    手掛けるのは株式会社丹後。90年以上の歴史を持ちながら後継者がいないため廃業が決まっていた老舗タオル工場を7年前に引き継いだ、古くて新しいタオルメーカーです。

    「私が廃業寸前のタオル工場を引き継いだのは7年前のこと。世界最高クラスの技術を誇る熟練の職人がいる工場にも関わらず、廃業寸前になる“現実”に向き合い、地域の産業を守るため事業承継しました。どうすればつなげられるか、どうすれば産業を守れるか。残糸タオルも、そうした課題感の中から生まれたものです」(株式会社丹後・丹後博文社長)

    本商品に限らず、株式会社丹後では環境に優しい商品を数多く取り揃えています。たとえば使用済みペットボトルや繊維くずなどから再生されたリサイクルポリエステル繊維を使用した糸の、さらにその残糸をつかったタオル「Re:Re:(リリ)」。本来捨てられるはずだったリサイクル繊維の余りをさらに活用することで、廃棄物の削減とCO2の排出削減に貢献してくれる究極のエコタオルです。

    地域への思いが、地球への思いにつながる。
    そんな愛あふれるタオルメーカーのタオル、ご家庭に1枚いかがでしょうか。