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    繊維商社の20代社員が生み出したアップサイクルウェアはどうやって生まれた?

    アパレルはとても無駄が多い産業。実際、多くの洋服が世界中で廃棄されています。

    そうした現実をどうにか自分たちで変えることはできないか。そう考えた、繊維商社の20代社員がつくったのが「ANNAUT(アンノート)」――廃棄素材を再資源化する アップサイクルブランドです。

    彼らが注目したのはデニムの裁断くず。デニム生産は普通の洋服よりも多くのロスがあること。 また色落ちやダメージ加工も、環境への負荷が高いことから、デニムの裁断くずを再利用して新しい服をつくることを考えたのです。

    一方で、ファッションは楽しくあるべきものだというのも彼らの理念。環境に配慮しすぎて窮屈になってしまわないよう「みんながハッピーになれるアップサイクルブランド」を意識したとのこと。

    ミニマルなデザインで、環境負荷も少ない、新しい感覚のアパレルブランド「ANNAUT」。できることからやっていかなければいけない、と考えたファッション好きな若者たちからの提案です。