テーマ:フード.脱炭素
イシュー:環境保全
おいしい&ヘルシー ジビエでエコな肉ライフを
おいしい&ヘルシーなジビエで、エコな食肉ライフをしてみませんか。 「ジビエ(gibier)」とは、狩猟で捕獲した、野生の鳥獣の肉や、その料理のこと。日本のジビエといえば、代表的なのはイノシシとシカになります。これがどちらもおいしくてヘルシー。
まずイノシシ肉。豚肉と比べて鉄分がおよそ4倍、ビタミンB12が3倍の栄養価があります。シカ肉の栄養価も牛肉と比べると高たんぱくで脂質は6分の1程度。エネルギーが半分ですが、鉄分は2倍にも上ります。
ジビエは体にいいだけではなく、自然環境にとってもよいことがあります。たとえば獣害。日本国内で、野生動物による農作物被害額は161億円。ジビエ食がもっと当たり前になれば、環境保全にもつながります。
また、遠い海外から空路で運ばれた輸入の肉を食べるよりも、地元のイノシシやシカを地産地消資する方が、CO2排出量を抑えることができます。 そもそも畜産にともなうメタンガスの大量排出は、地球温暖化を加速させる世界的な問題です。お肉ライフを、ジビエ肉中心にすることは温暖化抑制につながるんです。
国産ジビエは「新しい選択肢」となる。