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【デカボチャレンジってどんなことしてるの?】ローソンと学生が脱炭素なサービス開発に挑戦!
様々な学生に興味を持って頂きたいという思いで、今回4回目の開催となる『デカボチャレンジ2024 Spring』に参加した企業や学生たちに取材をして、それぞれの挑戦の熱量、裏側にある想いなどを連載形式でお届けしていきます。
第6回目は、ローソンチームのデカボチャレンジに迫ります!
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今回のデカボチャレンジにて、ローソンが着目したのは「店舗での脱炭素行動」。
「我々は小売業ですし、国内約1万4600店舗を構えているので、どこまで行ってもやっぱりお客様との接点は店舗です」と石塚さん。このアセットを活用しながら、脱炭素行動を促進できる取り組みを学生と共創したいという意思から、このお題を設定したそう。
ローソンチームに参加した学生Tさんは、社員さんとの会話で予測が確信に変わったと振り返ります。
「実はレシートのほかに、店内キッチンを使用し、賞味期限に近いものを試食にして集客する案やローソンの中でエコシステムを作る案など様々あったので、レシートにするか決めか兼ねていましたが、社員の方が賛同してくれたおかげで、最終的には自信をもってプレゼンできました。」(学生T)
私、伊藤もデカボチャレンジ2023 Summerにて最終プレゼンの前に自信を無くしていたのですが、中間発表から最終発表の間の3時間、社員さんにつきっきりで資料を整えてもらい、応援飯としておにぎりやパンまで買ってきてくれたことを未だに覚えています。今まで応援してくれた企業の方達の為にも優勝したい!という彼の気持ちにはとっても共感!
そんな学生のチャレンジ、そしてそこから生まれたアイデアに対して、ローソンのご担当者さんはどう思われているのでしょうか?
「我々は、マチのほっとステーションとして、社会的な価値が提供できるか否かで事業を採択しています。その上で、優秀チームはその提供プロセスがはっきりしていたと思います。」(ローソン 岩田さん)
どれだけ素晴らしいビジネスモデル、複雑なアイデアでも、分かりやすく伝えて、その効果もわかりやすく出す、これがお題との整合性を伝える上で最も大事なのかも!?
さて、取材の中で、ローソンの岩田さんは「本当にデカチャレに出て良かった」と語っていました。理由を聞くと、業界の常識を世の中の認識、特に若者の当たり前とすり合わせる機会がほとんど無いからだそう。例えば、飲み物等が置いている冷蔵ケースに扉を付けるか否かに対して、社内では大きな議論が巻き起こったらしい。というのも、業界の常識では「お客様に扉を開けて頂くというワンアクションを取らせるなんて」という価値観が強く根付いているから。多くのZ世代と交流できるデカチャレにて、「扉くらい全然気にならない」という声を多く頂けて、やっぱり間違っていなかったんだと認識のすり合わせができた、と語っていました。
学生だけでなく、企業もまた新たな視点を得られる、つまりお互いがお互いから学べる構図はデカチャレの一番のアピールポイントかもしれません!
以上、斬新なアイデアで店舗内脱炭素を提案した、ローソンチームの取材でした!