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【CDOトラウデン直美が訊く】デカボチャレンジに参加したビズリーチ・キャンパスの取り組みとデカボな未来
ビズリーチは、「ビズリーチ・キャンパス」という大学生・大学院生向けのキャリア教育プラットフォームを提供し、学生と日々向き合っています。
今回は株式会社ビズリーチ 新卒事業部 マーケティング企画グループに所属する野川真生さんにお話をお聞きしました。
聞き手は、モデル・タレントでありEarth hacks CDO(チーフ・デカボ・オフィサー)のトラウデン直美さんです。
ビズリーチ・キャンパスがZ世代とつくりたい未来
トラウデン直美さん(以下、トラウデン): デカボチャレンジに参加された理由を教えてください。
野川真生さん(以下、野川): 我々は「ビズリーチ・キャンパス」という大学生や大学院生と、企業で活躍しているOG/OBや企業を繋ぐサービスを提供しています。学生向けのサービス運用者として、学生の皆さんがどのように社会課題を捉えているのか、深く知るために参加しました。
ビズリーチ・キャンパスとは?
学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OGや企業をつなぐ、オンラインのキャリア教育プラットフォームです。学生は、学年や時期を問わず、大企業、ベンチャー、官公庁の在職者から起業家まで、さまざまな業界の第一線で活躍する一流の先輩達に話を聞くことで就業観を醸成でき、キャリア選択に役立てていただけます。
トラウデン: 実際に学生とお話されてどんなことを感じましたか?
野川: 参加している学生の方の熱量が非常に高いですね。「何かを解決したい」という強い思いを感じました。また学生がどんなサービスやきっかけを経て、どう行動変容していくのか知ることができました。
トラウデン: もともと学生との関わりが多いお仕事だと思いますが、学生との共創に注力する理由を改めて教えてください。
野川:就職活動を意識し始めた学生の方々とは常日頃関わっていますが、大学1年生や高校生の方々に対しても、もっと社会や仕事について知れるきっかけをつくっていきたいと考えています。就活生の方と会話していると、「就活は周りがやっているから自分もやっている」と話す方も多い印象です。大学1、2年生の頃から「社会ってなんだろう」「仕事ってなんだろう」とキャリア観を深めていければ就職活動も変わってきますし、我々はその早期からキャリアを考えるきっかけを増やしていきたいと思っています。
トラウデン:就活となるとどこか狙った感じが出てしまいますよね。そうではない純粋な思いを大切にしてほしいということでしょうか?
野川: おっしゃるとおりですね。学生の中には、どうしても「いい会社=有名な会社や人気な会社」という認識があるように感じます。それよりも、まずは社会にどんな影響を与える人間になりたいのか、それを実現している先輩たちはどんな考えを持ってどんな行動をしていたのか、そしてどんな仕事をしているのか、と考えを深めていく機会を増やしていきたいです。
トラウデン: 御社のサステナビリティに対する取り組みをご紹介いただきたいです。
野川: 当社では、SDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」として、教育・官公庁・NPO・新産業など、プロフェッショナル人材の力を必要とする社会貢献性の高い領域を対象に、当社のノウハウをはじめ、さまざまな資産を未来に還元する取り組みを行っています。
加えて「ビズリーチ・キャンパス」は、就活に取り組む学生の方々に対し、「社会にどんな価値を与えられるか、貢献できるか」「どんな課題に向き合いたいのか」という意識を持つことの重要性を発信することができると考えています。地球環境に対して向き合いたいと考える個人を増やしていくことも、我々としてのサステナビリティに対する活動になると考えています。
デカボチャレンジに参加してみて
トラウデン: おっしゃる通り、思いも大事ですね。では、今回のデカボチャレンジの課題に対して込めた思いを教えてください。
野川: 就職活動を始めるとき、有名企業に入社することがゴールになっている方も多くいると感じています。就職活動の本来のゴールは、自分の目指す姿を実現できる企業を選び、その企業で活躍することで社会の課題を解決することです。我々は、より多くの学生の方が「企業に入りたい」から考えるのではなく、「この社会課題に取り組みたいからこの企業に入社したい」と考えられる機会をどう創出し提供できるのかを、学生の皆さんと一緒に考えたいと思い、この課題に決めました。
社会課題診断を行い、同じ課題感を持った社会人と話すことで自分の課題を解決できる企業やロールモデルが探せる取り組みの提案が行われました。
トラウデン:Earth hacksさんとの取り組みで期待している効果はありますか?
野川: 「ビズリーチ・キャンパス」の価値は、プラットフォーム上で社会人に気軽に会いに行けることです。先輩の社会人に会って具体的な話を聞くことで、「この仕事に就きたい」と心から思える学生の方を増やしたいです。そのため我々は、後輩に熱量もって仕事に対する考えや想いを伝えられるビジネス人材が増え続けるエコサイクルの構築を目指しています。Earth hacksとはそのサイクルも共創していきたいなと思っています。
トラウデン: 最後にメッセージをお願いします!
野川: 我々は、社会全体でサステナビリティの取り組みを前進させていくために、社会に出る前の学生の方々の意識改革をいかに行ってくのか、が非常に重要だと思っています。今回学生の皆さんからいただいた提案を社内でも吟味した上で取り組んでいきたいと思っています。またZ世代が何を考えているのか、しっかりキャッチアップしてサービスに活かしていくために、引き続きデカボチャレンジに挑戦していきたいです。
トラウデン: ありがとうございました!